海外宝くじの基礎

海外宝くじの還元率は?ロトやキノなどの種類別当選金額徹底検証!

海外宝くじの還元率と賞金額

一攫千金の夢を買う宝くじ。当たる確率は低いとわかっていても、ついつい購入してしまいますよね。

日本の宝くじを長年購入している人や、海外のギャンブルに興味をもっている人の中には、海外の宝くじの購入したい人もいるはずです。

海外の宝くじは日本の宝くじに比べて、当選最高額や当選確率が高いとよく聞きますが、詳しい数字まで知っている人は少ないでしょう。

そのような人に向けて、海外の宝くじの還元率や当選確率、最高当選金額などについてご紹介します。

海外の宝くじの購入を考えている人は、参考にしてください。

注目ポイント

  • 還元率や当選金額など、海外宝くじの種類からそれぞれ紹介。
  • 海外と日本の宝くじを比較すると海外の方が最高当選金額が高い。

海外の宝くじの還元率や最高当選金額は?

海外宝くじ別の還元率

海外の宝くじには、様々な種類のものがあり、還元率や最高当選率などは異なります。

代表的な海外の宝くじを、還元率や当選金額を中心にご紹介していきましょう。

ロト

パワーボール

パワーボールは、最も多くの人が知っている有名なアメリカのロトです。

ルールは1~69の数字から5つを選び、1~26の数字から1つ選ぶだけ。

自分が選んだ数字と当選番号が何個一致しているかで、当選金額が決まります。

6つ全ての数字が一致した1等の当選金額は、最低でも4000万ドル。

この当選金額は、為替レートが1ドル110円だったら、44億円になります。

6つの数字全て一致した人がいなかった場合は、キャリーオーバー(次回へ持ち越し)となるので、何度もキャリーオーバーを繰り返すと超高額の当選金額となるのです。

過去には、15億ドル以上までキャリーオーバーしたこともあり、個人では7億ドル以上を当てた人もいます。

還元率は約60%で、1等当選確率は1/292,201,338です。

メガ・ミリオンズ

メガ・ミリオンズは、アメリカのロトで基本的なルールはパワーボールと同じです。

1~70の数字から5つ選び、1~25の数字から1つ選びます。

過去最高当選金額は、アメリカ史上最高額となる15億ドル以上となっています。

還元率はパワーボールと同じ約60%で、1等当選確率は、1/302,600,000です。

ユーロミリオンズ

ヨーロッパ最大のロト、ユーロミリオンズは、イギリスやフランスなど9ヶ国で発売されている宝くじです。

1~50までの数字から5つ、1~12の数字から2つ選びます。

キャリーオーバーの上限金額は1億9000万ユーロと決まっており、過去最高当選金額は1億7000万ポンド以上です。

為替レートが1ユーロ115円の場合、195億5000万円以上にもなります。

還元率は50%、1等当選確率は1/139,838,160です。

ユーロジャックポット

ドイツやイタリアをはじめヨーロッパの17ヶ国で発売されているのが、ユーロジャックポットです。

1~50の数字から5つ、1~10の数字から2つ選びます。

ユーロジャックポットのうりは、当選確率の高さです。1等当選確率は、1/95,344,200と1億分の1以上となっています。

当選確率が高い代わりにキャリーオーバーの上限額は、9000万ユーロと少し抑えられており、過去に9000万ユーロを獲得した人が数人いました。

各ロトの還元率と当選確率の比較表

▼ロト名 還元率 1等当選確率
パワーボール 約60% 1/292,201,338
メガ・ミリオンズ 約60% 1/302,600,000
ユーロミリオンズ 約50% 1/139,838,160
ユーロジャックポット - 1/95,344,200

キノ

New York Keno(キノ24/7)

キノ24/7は、毎日4分毎に行われている宝くじです。

ルールは、1~80の数字から1~10個まで選び、20個の当選数字と選んだ数字とが一致した数によって当選金額が決まります。

10個の数字を一致させた人がいなかった場合でも、キャリーオーバーはなしで、1等の当選金額は約6,500万円に固定。

10倍で購入すれば、最大当選金額は6億5000万円。

選んだ数字の数によって、当選に必要な一致した数字の数は異なります。

1個しか数字を選ばなかった場合は、1個一致すれば当選となりますが、10個選んだ場合は4個以上一致しないと当選にはなりません。

従って、当選確率は、選んだ数字の数で違ってくるということです。

キノ24/7は、選んだ数字の数によって賞金倍率を選ぶことが可能。

倍率も選んだ数字の数によって上限が決まっています。

掛け金は選んだ倍率に応じてあがっていくことに注意してください。

選んだ数字の数と、選べる倍率範囲を以下の表にまとめておきます。

選んだ数字の数・選択できる倍率 数1~6個 倍率1~2500倍 数7個   倍率1~2000倍 数8個   倍率1~400倍 数9個   倍率1~100倍 数10個  倍率1~10倍

KENO VON LOTTO(ドイツのキノ)

ドイツのキノは、1日1回行われている最大当選金額約1億2000万円の宝くじです。

特徴は、当選に3回のチャンスがあるということでしょう。

1~70の数字から2~10個選び、20個の当選数字と一致した数によって当選金額が決まります。

10個数字を選んだ場合は、5つ以上一致しないと当選にはなりません。

ドイツのキノには、数字を8~10個選んだ場合だけですが、ひとつも数字が一致しなかったときにも当選金がもらえるというルールがあります。

当選金額は、選んだ数字の数の最低当選金額と同じです。

10個数字を選んだ場合は、5個一致した場合と同じ当選金額がもらえるということになります。

また、ドイツのキノには追加の掛け金が必要です。

しかし、追加で5つの数字が選ばれるエクストラゲームがあり、倍率は、1倍、2倍、5倍、10倍の4つから選べ、掛け金は倍率によって異なります。

1等の当選確率は、1/2,147,181です。

海外の宝くじを楽しみたい方は、オンラインでサービスのロトランドでも紹介した海外宝くじを取り扱っていますので、ぜひ参考にご覧ください。

他の海外の宝くじの還元率や当選額は?

海外の宝くじの還元率は、キャリーオーバーの額や選んだ数字の数などに影響されるます。

はっきりした数字はいえませんが、海外の宝くじは50~60%のものが多いです。

また海外の宝くじの中には、ユニークなものもあります。

ニューヨークで発売されているロト、キャッシュ4ライフは、1等を当てると一生涯に渡り、毎日1000ドルがもらえる仕組みです。

当選してから50年間生きたとしたら、総額で約1800万ドルにもなります。

海外には他にもさまざまなロトやキノがあるので、ユニークなものを探して購入したら、外れたとしても楽しめるものがあるでしょう。

海外の宝くじと日本の宝くじの違いは?

海外と日本の宝くじの違い

海外の宝くじは日本の宝くじに比べると、最高当選金額が桁違に高いものが多いです。

日本のロト7はキャリーオーバーを繰り返しても、最高当選金額は8億円。

その代わり当選確率は、1/10,295,472と海外のロトよりもかなり当選しやすくなっています。

日本の宝くじは、一括で当選金を支払ってもらえますが、海外の宝くじは超高額の場合は分割払い。

一括払いをしてもらうと、約50%しか支払ってもらえないものが多いです。

また、日本の宝くじの当選金は非課税所得と定められているため、税金がかかりません。

しかし、海外の宝くじは税金がかかるものが多いです。

例えば、アメリカのロト、パワーボールは約36%の税金がかかります。

還元率はキャリーオーバーなどで多少変わってきますが、日本の宝くじの45%前後なのに対して、海外の宝くじは50%以上のものが多いです。

日本とアメリカの宝くじ(ロト、キノ)の比較をまとめておきます。

日本とアメリカ宝くじの比較 最高当選金額
日本は8億円以下、海外は1000億円以上のものもある
当選確率
日本は高い(1/10,295,472)、海外は低い
還元率
日本は45%前後、海外は50%以上
税金
日本は非課税、海外は課税対象となるものが多い

海外の宝くじの当選金額は、日本円に換算したものです。

まさに一攫千金という言葉がぴったりな海外の宝くじ

海外の宝くじの還元率や最高当選金額などを紹介しました。

海外の宝くじは、当選金額の高さと当選確率の低さから、まさに一攫千金という言葉がぴったりのものが多いです。

また、種類が多いため、楽しめるものを探してみるのもよいでしょう。

夢を買いたい人は、海外の宝くじを購入してみてはいかがでしょうか。

当選確率は低いですが、一生かけても使いきれないような金額が当たるかもしれません。

宝くじを購入しすぎて生活が苦しくなったり、借金をしたりしてまでするものではないので、のめり込み過ぎには注意しましょう。

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